Tabon-Rien’s blog

徒然と雑然と

俳句シリーズ44

 

  無意識の 声にはでぬが 態度でる

  誰の仕事でもないが、電話を取った人が処理しないといけなくなるのが、何となく存在する職場のルール。

  自分と違う誰かの業務と一抹思う。そして誰かに相談しに行き、あわよくば、相談者に対応してもらえないかなと一縷の望みを持つが、大抵その願いは泡とかすのが世の常。

  そして、事後対応を引きとっ取ってくれない相談者に対し、声にはださぬがあからさまに嫌そうな態度を取る。こうして、不機嫌のスパイラルが生まれ、えも言われぬ沈黙が訪れる。団結してことに望む時はいつになるやら。合唱。

                       ブラッドオレンジ