Tabon-Rien’s blog

徒然と雑然と

俳句シリーズ431

 山歩き 木々の傘にて 快適に

 休みを利用し、初のソロ山登りに岐阜の烏帽子山に。

 天気はおあいにく様で道中、「今日は登るの厳しいかぁ」と思っていたものの、今日しか登る日はないので、いざ雨中の山へ。

 登り始めると、山の木々が傘代わりになり、余り濡れず、割かしスムーズに登り始められた。途中、はっ葉の絨毯に足を取られ、三回は滑って尻餅

 若かりし頃に比べ、登りの負荷に慣れる時間が伸びているような後ろめたさと、若干の悲哀を感じながら、小一時間程で登頂。

 こんな雨の日に登っている変わり者は、自分しかいないかと思いきや、下山時に登って行くツワモノとすれ違う。

 すれ違い様、「お互いひどい日に当たりましたな」といった共感と、まさか自分以外にもの驚きと微興奮に、ニヤリと会釈。

 奇縁を感じながら、つつがなく、雨中の登山を終え、下山。

 下山後、冷えた身体を暖めるため、ミニカセットコンロにて火をおこす。山登りの後、これがしたくて購入したミニカセットコンロ。ようやく出番が到来。

 湯を沸かし、いざカップ麺へ注ぐ。

 山を登った達成感、冷えた身体と減った腹。

 一口食べると、とにかく、たまらない美味しさ。

 どんな高級店、高級食材でもこの美味しさにはかなわない。

 案外、ご飯がとにかく旨いというシチュエーションを自分なりに作る。

 その積み重ねが人生の満足度を上げる。

 そんな至極のカッブラーメンでありました。

 そして、締めはお風呂で。

 合掌。
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       至高のラーメン


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        あげき温泉