山歩き 木々の傘にて 快適に
休みを利用し、初のソロ山登りに岐阜の烏帽子山に。
天気はおあいにく様で道中、「今日は登るの厳しいかぁ」と思っていたものの、今日しか登る日はないので、いざ雨中の山へ。
登り始めると、山の木々が傘代わりになり、余り濡れず、割かしスムーズに登り始められた。途中、はっ葉の絨毯に足を取られ、三回は滑って尻餅
若かりし頃に比べ、登りの負荷に慣れる時間が伸びているような後ろめたさと、若干の悲哀を感じながら、小一時間程で登頂。
こんな雨の日に登っている変わり者は、自分しかいないかと思いきや、下山時に登って行くツワモノとすれ違う。
すれ違い様、「お互いひどい日に当たりましたな」といった共感と、まさか自分以外にもの驚きと微興奮に、ニヤリと会釈。
奇縁を感じながら、つつがなく、雨中の登山を終え、下山。
下山後、冷えた身体を暖めるため、ミニカセットコンロにて火をおこす。山登りの後、これがしたくて購入したミニカセットコンロ。ようやく出番が到来。
湯を沸かし、いざカップ麺へ注ぐ。
山を登った達成感、冷えた身体と減った腹。
一口食べると、とにかく、たまらない美味しさ。
どんな高級店、高級食材でもこの美味しさにはかなわない。
案外、ご飯がとにかく旨いというシチュエーションを自分なりに作る。
その積み重ねが人生の満足度を上げる。
そんな至極のカッブラーメンでありました。
そして、締めはお風呂で。
合掌。
至高のラーメン
あげき温泉