伝統と 非効率とは 紙一重
伝統を守ることは大切。しかし、時と場合によっては実態に合わないこともある。
大きなくくりでは華道や茶道、身近なくくりでは地域の祭りや神事等。長い年月をかけ、マイナーチェンジを繰り返し、その蓄積した厚みは、やはり価値に一定重みがあると考えられる。
一方、長い年月をかけている、ないしはかかることが前提であるため、変更を加えることは、効率的には行かないのが世の常。選挙1つにとっても、未だに会場に足を運んでの投票である。
伝統は、ある一面では非効率なものだが、一人一人が価値を見出だす数の総体で決まるもののように思う。
今後は効率的な伝統に価値を見出だす新たな流れが主流となるか。そんな矛盾した期待を抱いた日曜の選挙。合掌。
伝統と革新