昨年の心残りの一つだった映画「THE FIRST SLAM DUNK」を、ようやく今日映画館で鑑賞した。
近年、家族で元旦からの3が日に、映画を観に行くのが定着した我が家。ただ、毎年子供達が退屈しないようにといった配慮込みで見る映画を選んでいた現実。。。。。。。
今回はアニメでもあり、父・母ともしがらみなき世界で、純粋な気持ちを持っていた時期に漫画で夢中になって読んでいた作品であるため、観る前から嫌が応でも気持ちが上がっておりました。
で、観た結果・・・・・シンプルに「やっぱり面白かった」の一言に尽きました。
漫画でしか観れていなかった部分を映像で見れたことだけでも、気持ちがふつふつと上がる訳でして。そして、湘北メンバーの一人の視点にフォーカスする形で進むサイドストーリー。
過去に対する諦観、自身への残酷な期待とその焦燥感に悶え、くすぶりながら前進してある今。小さな楽観を背負って進む未来への挑戦。
スラムダンクの漫画の世界観をしっかり残しつつ、湘北メンバー達の試合に望む前日譚、中日譚(これは造語)、後日譚等がスナップショット的に出てくる度にこれまた、グッときていました。
また、動的な要素がふんだんに必要なバスケットの映像であるにも関わらず、非常に静謐な時間が流れてるんですが、臨場感や緊迫感を損なうことなく、観ている間、完全に作中に引き込まれておりました。
何のためらいもなく面白い作品だったのですが、もし、もう一度、もし違った形でみれるという希望が叶うなら、過去テレビ放送していた時のスラムダンクの声優さんの声とOPとEDで流れていた曲で観てみたいと思いました。
どうしても、過去を美化してしまうという点があるのは誰しもなのですが、それでも観たいと言わざる終えないこの性。恐らく、過去のアニメを知っている方は、多かれ少なかれこういった思いを#タグ付きで持っているのかなと感じた次第です。
蛇足ですが、ガンダムでアムロとシャアの声が、当時と今で変わっていたら同じように思うでしょうしね。
さて、まだスラムダンクの映画観られていない方は、是非にとオススメしつつ、昨年の心残りを早速一つ昇華できたことで、心が晴れやかになった新年2日目でした。
合唱。