Tabon-Rien’s blog

徒然と雑然と

機種変更案内

  昨日、docomoからスマホの機種変更案内のはがきが届いた。

  袋とじはがきで届いたその中身は、ウェブ上で機種変更するとお得ですよ、こんな機種いかがですかという案内であった。おすすめ機種を見てみると、一応、現在使用しているソニーXperiaシリーズではあったが、決して最新のものではなく、もうすぐ型落ちに入るであろう部類の機種。今までの感覚ならば、こういった案内は最新タイプのものが「どやっ!」と言わんばかりに紹介されていた記憶がある。

 ここ2~3年、こういった機種変更案内がハガキで来ることもなかった上、おすすめ機種の価格帯は2~3万円。今まで使っていた機種の延長線上にあるものが紹介されており、妙に身の丈にあった内容であった。

 今の機種を使い始めて6~7年。ナンバーポータビリティ制度や格安シムの台頭等、過去色々な乗換キャンペーンや情勢の変化はあったものの、その誘惑は特に心に響くことなく、10年以上キャリアはdocomoで機種はXperia

 そういった意味で、自身はdocomoを長年使用しているロイヤリティ高めの顧客。

 長くそういった商品やサービスを選び使用しているのは、その会社の製品やサービス、培ってきたブランドを信頼している証…というところと、変えるの何だか面倒だなぁという気持ちも正直ある。ただ、実際のところ現機種で日々支障もなく、故障もない。また、5Gが基本となっている場所はいざ知らず、まだ4Gが基本の我が家周辺で、5Gの機種に変更する理由も見当たらない。

 そういった中、ふとこの案内ハガキが来たことで思ふ。

 例えば、Softbankからdocomoに、あらん限りの割引を使ってキャリアを乗換えて来た人がいたとする。docomo側から見れば売上につながる新規顧客。得てして、乗換えてくる方々にとっては、これを機に最新の機種を購入する動機は充分。ただ、長年のdocomo使用者から見れば「一見さん」。

 ロイヤリティという軸で見ると、当然だが長年使っている人の方が高く、上記のような一見さんの方が低い。

 ただ、新たな売上・活気を生むという軸で見ると、一見さんの方が貢献度は高いように思う。長年同じキャリア・機種を使っている人は、一見さん以上に使用料を支払ってはいるが、機種変更等の模様替えイベントへの関心はそれ程大きくなく、故障や物理的な制約が生じない限り、中々、機種変更には至らない。

     ロイヤリティ・時間軸(費用負担)の点では長期で使用してる人が高いが、イベント軸・流動的な活気を生む軸で見ると、一見さんに軍配が上がりそう。が、そこは一見さん。出入りも激しい。

   正月開けから、ジムの入会手続きをしている光景を良く見るようになった。正月太りの解消、新年で気持ち新たに運動をといった層が来ている模様。

 ジムにとってのロイヤリティの高い人、それは、継続して長期で通ってくれる人なのか、はたまた入会して僅かな期間で離脱する一見さんなのか。

 答えは人によって様々であろうし、両方大事だという答えも至極まっとうな答えである。しかし、ジムにとってのロイヤリティの高い人とは、身も蓋もない話だが「ジムに通えぬまま、長期間会費だけ払っている人。。。。。。。」のような気がする。所属・使用した期間や投じた費用ではなく、所属しているが、使用せず、費用を投じている。これこそが、その他大勢というブランドを持つ、ロイヤル会員。

 機種変更案内に垣間見たブランドやロイヤリティに関する雑感でした。

 ロイヤル会員にならぬよう、「海印三昧」でジムへ。合唱。

機種変案内ハガキ