Tabon-Rien’s blog

徒然と雑然と

駄菓子屋さん

駄菓子屋さんが好きだ。

 毎週金曜は必ず、駄菓子屋さんに行く。雑多な雰囲気の中に、物価高が足を忍ばせ近寄っている昨今でも、100円玉でお菓子をたくさん買える。

 うまい棒よっちゃんイカチューペット、モロッコヨーグルト等、二桁代の価格帯が財布に優しい。支払いは、キャシュレスとは無縁の頑固一徹現金のみが基本。

 子供の頃の懐かしい記憶も相まって、つい駄菓子を買ってしまう自分がいます。

 もし「これから何かビジネスするなら何をする?」と、喫茶店(カフェという言い方は何か気恥ずかしく、むずがゆい)で彼女(これはあくまで妄想の中の話)に聞かれることはなかろう質問をされた時、迷わず「駄菓子屋」と答える。

 「どうして?」と尋ねられたら(この展開は妄想の中でも通常の流れか…)、色々理由はあるでしょうが、答えとしては次のようなものかなと。

①自分の子供以外の成長を見れる

 駄菓子屋には必ずいるおじさん・おばさん。自分の子供以外の子供達の成長日々見れる機会がある商売は中々ないのかなと。他にも駄菓子を買以前買いに来ていた子供のそのまた子供とやり取りができるとか。ささやかながら、駄菓子屋を通じその人の人生の経過を垣間見る機会が日常にあるってところが良い。 

②子供達が集まれる場所がある満足感 

 自分とこの子供を見てても思うのですが、大人のように、塾や習い事が学校終わりにスケジューリングされており、自分の子供の頃と比べ、中々忙しい日常を過ごしているなと思うことが多々ある訳です。

 そういった忙しい日常の中でも、我が家の子供達にとって駄菓子屋に行って駄菓子を買うことは、ちょっとした非日常を味わいながら、ほっと一息つく場所となっている模様。

 学校や習い事、家庭とはまた次元が異なる非日常空間を子供達に提供できるゆるい満足感が得られそう。

③週間少年ジャンプが金曜に買える

 何故か私の住むエリアの昔からある駄菓子屋さんは、翌週月曜販売のジャンプが金曜日に買える。どうしてなのか詳細は不明ですが、駄菓子を卸す問屋さんが独自ルートを持っているからなのかと想像しています。

 私も駄菓子屋開業したら、間違いなくお菓子と金曜にジャンプを卸してくれる問屋さんからお菓子を仕入れること間違いなし。

 儲けるといった視点は無視しての駄菓子屋を開業したい理由を3つあげましたが、③が正直一番ウエイトが大きいと思いました。

 少し早く次週の週間少年ジャンプが読める喜び。休日前の金曜日を気持ちの良いものにしてくれます。いくつになっても「努力・友情・勝利」が響く、リトル大人でした。

 他にもこういった駄菓子屋や店があるのか気になるところですが、今日はこれにて合唱。

ジャンプ合併号(6・7)